1. 名古屋市南区 道徳駅 なみき通り歯科・矯正歯科
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オールオンフォー治療

毎日の食事を楽しめていますか?


孫と食事を楽しむ女性

これは当院へ無料相談にいらっしゃった、ある患者様のお話しです。

私は総入れ歯を使用するようになって3年ほど経ちました。
昔は食べることが大好きで、食事の時間が一番の楽しみだったのですが、総入れ歯になってから思うように噛むことはできず、好きなものというよりは食べられるものを食べる、そんな食生活を送っています。
正直、総入れ歯になった時からある程度の噛めない生活は覚悟していたつもりでした。

そんな中、先日久しぶりに孫たちと食事をする機会があったのです。
孫が食べたがったのは「ステーキ」

もちろんそんな孫の希望に水を差すわけにもいかず、ステーキのお店へ。
私は一番柔らかそうなお肉を注文しました。
しかし家族が楽しそうに話す中、私は噛むことに精一杯で、食事も会話も楽しむことができませんでした。

「昔のように噛むことができれば、会話も食事ももっと楽しめるのに」
「孫たちと一緒に食事を楽しめるようになりたい」


その気持ちがきっかけで、総入れ歯以外の選択肢を探しています。

あなたも同じような経験ありませんか?

  • 昔は食べられたのに、入れ歯になって好きなものが食べられなくなった
  • 以前ほど食事がおいしく感じられない
  • 硬いものを避け、柔らかいものばかり食べている
  • 噛み切ることができず、丸飲みすることがある
  • 食事の時間を楽しめないことがある

これらの根底には思ったように「噛めない」という総入れ歯が抱える問題があります。
そしてその「噛めない」という状態は食べる不自由さだけでなく、食事の楽しさ、全身の健康にも関わる大きな問題なのです。

総入れ歯の噛む力は天然歯のわずか「3分の1」



実は総入れ歯の噛む力は自分の歯で噛む場合と比較して、3分の1まで減少すると言われています。
自分の歯で食事をしていた時と比べて、
「食べにくい」
「噛み切れない」
「食べられない」
これらの原因には噛む力の減少が大きく関係しているのです。

あなたもなんとなくこの数字は実感されているのではないでしょうか。

なぜ総入れ歯では「噛めない」のか

「噛める」という状態には歯根の存在が欠かせません。
しかし総入れ歯には歯根はなく、歯茎の上にくっついているだけの状態で使用します。

そのため噛む時にずれてしまったり、歯茎に沈み込むことで噛む力を受け止めることができないのです。

「噛めない」に潜む3つのリスク

1.味覚の衰え

総入れ歯にして食事がおいしく感じられない、その原因には「噛めない」という状態にあります。
ではなぜ、噛めないと味覚まで衰えてしまうのか。

それは私たちは噛むことで唾液を分泌し、その唾液に味を構成する物質が溶け込むことで味を感じているからです。
しかし「噛めない」という状態では、唾液が十分に分泌されません。

つまり噛む力が弱まったり、噛めないという状態では唾液量が減少し、その結果味を感じにくくなってしまうのです。

2.消化不良や栄養失調

お口の中でしっかり噛むことは、食べ物の消化・栄養の吸収において非常に重要です。
しかし「噛めない」状態では、咀嚼が不十分なまま飲み込んでしまい、その結果胃や腸に大きな負担がかかってしまいます。
さらに、小さく噛み砕かれないまま胃に送られた食べ物はうまく分解されないため、体に必要な栄養素を吸収することができません。

つまり噛めない状態は、消化不良や栄養失調といった全身の健康状態にも影響を及ぼしてしまうのです。

3.認知機能の衰え


残存歯数と認知症に関するグラフ

高齢化が深刻化している日本では、「高齢者の4人に1人は認知症」だと言われています。
さらに、残っている歯の本数が少ない人ほど認知症発症のリスクが高くなるという研究結果も出ています。
この背景には、「噛むこと」が脳に与える刺激が大きく関係しています。

「噛めない」状態が長く続くことで脳への刺激が減少し、その結果、認知機能の低下や認知症の発症リスクが高まってしまうのです。

「噛めない」という状態がもたらすこれらのリスクを減らすためには、どれだけ天然歯のように「噛める」状態に近づけられるかというのが大切です。

総入れ歯では噛めなくなっていく一方です

総入れ歯は天然歯と比較した場合、噛む力は3分の1になるとお伝えしました。
この数字は総入れ歯の限界であり、どんなに調整を繰り返しても、新しい入れ歯に作り替えても、3分の1以上になることはあまりありません。
その理由は2つあります。

1.顎の骨が徐々に痩せてしまうことで次第に安定しにくくなる

通常、歯は顎の骨によって支えられており、噛むことで顎の骨は刺激を受け鍛えられます。
しかし総入れ歯を使用していると、噛む力は弱まるため顎の骨への刺激も減少し、だんだんと顎の骨が痩せてしまうのです。

その結果、総入れ歯の使用においても安定性は低下、噛む時にずれやすくなってしまい、より一層噛めなくなっていきます。

2.筋力は次第に衰えてしまう

ただでさえ総入れ歯では、天然歯の3分の1ほどの咀嚼力しか得られません。
それに加えて、十分な負荷がかからない状態が続くことで、咀嚼筋など口の周囲の筋力は次第に衰えていきます。
この筋力の低下は、たとえ入れ歯を調整したり、作り替えたりしても、止めることはできません。

つまり、今後も噛めない状態は進行し、噛む力は弱まる一方なのです。

「噛めない」に悩むあなたへ

はじめまして。なみき通り歯科・矯正歯科 院長の安藤 壮吾です。

実は私の祖母も総入れ歯で噛めない悩みを抱えていた一人でした。
当時は僕も歯科医師になる前であまり気にしていませんでしたが、祖母の家で食事をする時は基本的にお肉ではなく、魚ばかりでした。
さらに、昔はお餅を好んで食べていた祖母でしたが、お餅を食べる祖母の姿を見ることは減っていきました。

総入れ歯を使用されている方のほとんどが、祖母と同じように少しずつ食べられるものが限られてきてしまい、柔らかいものばかりを口にするようになり、少しずつ食も細くなっていきます。

「食べることは生きること」

歯科医師になった今、祖母のような悩みを抱える患者様に「噛める」歯科治療を提供したいというのが僕の想いです。

これまでの総入れ歯に代わる治療

祖母が噛めずに悩んでいた頃は総入れ歯に代わる治療は「インプラント」のみ。
総入れ歯をインプラントに変える場合、12本〜14本分のインプラントが必要になります。
もちろんそれだけの本数のインプラントとなると、費用も高額になるのは明らかです。

ところが祖母の場合は費用以前の問題でした。
その時すでに高齢で、顎の骨も痩せてしまっており、インプラント治療が受けられる状態ではなかったのです。

しかし今は「自分の歯のように噛める」、通常のインプラント以外の治療方法があります。

これからの総入れ歯に代わる治療

これからご紹介するのは、総入れ歯の方でも「噛める」ようになる新しい治療方法です。
もちろん、祖母のように顎の骨が痩せてしまっている場合も受けていただけます。

あなたもこの新しい治療で
「噛める」
「おいしく食べられる」
「好きなものが食べられる」
そんな日常を取り戻すことができるのです。

総入れ歯に代わる新しい選択肢!
「オールオンフォー治療」とは?


オールオンフォー治療

4本のインプラント(人工歯根)で12〜14本の人工歯を固定する新しい治療方法です。

一本一本をインプラントにするしかなかった従来の治療方法とは違い、必要なインプラント(人工歯根)は4本のみ。

しかし従来の治療方法と変わらず天然歯のように「噛む」ことができます

なぜたった4本のインプラントでも「噛める」のか

一本一本をインプラントにする従来の治療方法と比較すると、オールオンフォー治療の場合、インプラントの本数はわずか3分の1に減少します。
しかし、治療後に得られる噛む力はどちらも天然歯と同程度。

なぜ4本のみのインプラントでしっかり噛めるのか、その理由をご説明します。

◯インプラント体は傾斜埋入


オールオンフォー治療では、使用する4本のインプラント体(人工歯根)を斜めに埋入します。
それにより、通常より長いインプラント体を埋め込むことが可能になり、一本あたりのインプラントが骨と接する面積をより広く確保できるのが大きな特徴です。

その結果、インプラントの本数が少なくても、噛む時の刺激や圧力が広範囲にしっかり分散されます。
そしてこの傾斜埋入は、骨が痩せてしまっている方でも治療ができる理由でもあります。

◯インプラント体と骨の結合

インプラント体は時間の経過とともに顎の骨と結合することがわかっています。
この特徴は従来のインプラント治療でもオールオンフォー治療でも変わりません。

しかし通常より長いインプラント体を使用するオールオンフォー治療の方がより広範囲の骨と結合するため、長期的に安定して噛める状態が手に入ります。

◯ずれない、外れない固定式

総入れ歯が歯茎にくっついているだけなのに対し、オールオンフォー治療では12本の人工歯が4本のインプラントで固定されています。
つまり噛む時にずれてしまうことはありません。
入れ歯のように外れることもないため、お餅も問題なく食べることができます。

つまり、傾斜埋入で骨と接する面積を増やし、埋入された長いインプラントが広範囲の骨と結合することでしっかりと固定されるのです。それにより、12本分の歯を支えるインプラントがたったの4本でも、天然歯と同じように「噛める」ということです。

「噛める」だけじゃない!
オールオンフォー治療4つのメリット

1.インプラント埋入手術の当日に12〜14本分の仮歯が揃う

オールオンフォー治療では、4本のインプラント埋入手術当日に12〜14本分の仮歯まで入ります。
仮歯ではありますが、見た目も自然な上に、さっそく食事をお楽しみいただけます。

2.治療期間が短い

総入れ歯の方が従来のインプラント治療を受ける場合、治療期間は通常短くても1年半〜2年程かかります。
しかしオールオンフォー治療の場合、治療期間はわずか半年。
しかも最終的な上部構造(12〜14本分の人工歯)が完成するまでの間も仮歯が入っているので、日常生活において不自由さを感じる期間を大幅に短縮することが可能です。

3.得られる効果はそのままに価格を抑えることができる

一本一本インプラントにする従来の治療方法では12本〜14本分のインプラント費用がかかります。
しかしオールオンフォーに必要なインプラントは4本のみ。
それに12〜14本分の人工歯の費用を合わせても、十分に費用を抑えて、しっかり噛める、美味しく食べられる毎日を手に入れることができます。

4.健康の維持・自然な見た目

オールオンフォーで「噛める」ようになることは全身の健康状態にもプラスの影響があります。
昔のように食事を楽しめるのはもちろん、しっかり噛むことで必要な栄養素がしっかり吸収されるようになります。
さらに噛めることで脳も刺激を受けるため、認知機能の低下も防ぐことができます。
また、見た目の美しさもオールオンフォー治療の大きな特徴です。
噛み心地だけでなく、見た目も天然歯と変わらない状態が手に入ります。

なみき通り歯科
オールオンフォー治療へのこだわり

「目に見えない部分も見える」最新デジタル技術を完備

・術前のシュミレーション

当院で導入しているデジタル医療機器はすべて最先端です。
それらを駆使することで、目に見えない骨の状態や骨の密度、神経の位置まで把握し、インプラントを埋入する場所や角度、深さまで事前のシュミレーションが可能になります。

この術前シミュレーションは、安全で確実なインプラント治療を行うために欠かせません。

・術中のリアルタイムナビゲーションシステム(Xガイド)



当院では、術中にリアルタイムで神経や血管の位置を確認できるナビゲーションシステム「Xガイド」を導入しています。
従来のシステムと比較すると、正確性は3〜4倍まで向上しており、術前のシュミレーション通りにインプラントを埋入することが可能になります。

これにより手術に伴うリスクを最小限に抑えた、より安心安全なインプラント手術を受けていただけます。

オペはEAO(ヨーロッパインプラント学会)の認定医である私が担当します

オールオンフォー治療では術前のシュミレーション、術中に使用するシステムが同じでも、担当医の治療技術で最終的に得られる結果が変わってしまうのが現実です。
当院では、豊富な症例経験をもち、専門性を証明する資格を有している私がオペを担当いたしますので、どうぞご安心ください。

インプラントの最大の敵
「インプラント周囲炎」を知っていますか?

インプラント周囲炎とは、インプラント周辺の歯茎や骨に炎症が起きることです。
「歯周病」と同じような症状が見られ、悪化するとインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。


せっかくインプラント治療を受けたのに・・・


インプラント周囲炎の予防も徹底

インプラント周囲炎はインプラント周辺の歯周組織に起きる炎症のため、インプラントに関する知識だけでなく、歯周病治療の知識が必要です。
当院は、歯周病の専門医でもある私に加えて、歯周病学会認定歯科衛生士が在籍しており、予防のためのメインテナンスを担当しておりま
す。


オールオンフォー治療をされた方のメインテナンスでは、毎回インプラント部分を丁寧に洗浄、年に1回を目安に上部構造を外しての洗浄を行うことで、インプラント周囲炎を徹底的に予防します。

残せる歯がある方にオールオンフォー治療は行なっておりません

当院では、たとえ一本でも健康な歯を抜くことはありません。
そのため、当院でオールオンフォー治療をご案内できるのはこのような方のみとさせていただいております。

  • 総入れ歯を使用中の方
  • 部分入れ歯を使用しているが、残っている歯がぐらついてきた方
  • 重度の歯周病で、全体的に歯がぐらついている方
  • 他院で総入れ歯にするしかないと診断された方

※上記に該当する場合でも、持病の関係で外科的な処置が難しい患者様はオールオンフォー治療を受けていただくことができません。

まずは口腔内や骨の状態を確認し、状況を踏まえて医師が判断いたします。
お気軽にご相談ください。

料金


オールオンフォー治療 2,800,000円〜

毎月限定1名のみ

当院のオールオンフォー治療では、患者様の口腔内だけでなく、目に見えない部分や全身の健康状態までを踏まえた上で、綿密な治療計画を立てるところから始まります。
さらに最終的な上部構造だけでなく、手術の当日から快適にお過ごしいただけるよう仮歯の製作にもこだわっています。
天然歯に近い噛み心地を実現するため、最初から最後まで一切の妥協はいたしません。

このように治療の質を維持するため、オールオンフォー治療に関しては、毎月限定1名のみの受付とさせていただいております。

総入れ歯で噛めないとお悩みの方、
全体的に歯がぐらぐらで噛めないとお悩みの方、
総入れ歯にしたくない方、
ぜひ一度、なみき通り歯科へご相談ください。

ネットもしくはお電話でのご予約が可能です。

ご予約の際には、
「オールオンフォー治療について相談したい」などとお伝えいただくとスムーズです。

ぜひお早めにご連絡ください。

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